2010.10.10
【東京都江東区S様邸】 高層マンションの遮熱対策・置敷きカーペットで遮音対策|スパッタリング加工 、プレーンシェード
【リビング】
高層マンションのリビングルームの西南に面した多角形窓です。
5つに分割してプレーンシェードに仕立てました。
採用した生地はシィアーのスパッタリング加工された生地です。
生地表面にステンレス分子を固着させることで紫外線・可視光線・赤外線を反射・吸収し室内への遮熱効果を向上しています。
レースカーテンの場合、無い場合と比べ約27%・未加工品と比べ約7%前後の遮熱効果があります。
生地に透明感があるので、高層からの景観を損ねる事なしに省エネ対策としても優れています。
また、カーテンと違い出幅も取らないので、ソファーの後ろ側でも干渉することなくすっきりと仕上がります。
寝室はBOXをそのまま使い、ダークブランのシンプルな遮光カーテンスタイルにしました。
ドレープは形態安定加工を施してあります。また、裏にラバーの付いた遮音性のあるカーペットを現場でカットして納めました。
ラバー付のカーペットは変形のオーバーロック加工が出来ないので、細かいカットを現地で行う事によりピッタリと敷き詰めることが出来ます。
もちろん既存のフローリングを傷めることはありません。
ドアの下でABS樹脂製の見切り材を剥離可能な両面テープで固定し、つまずきを防止します。同系色の物を使えば違和感無くすっきりと仕上がります。
最近、下階への防音対策やペットの対策としてフローリングの上にカーペットを敷き込むご相談をよくお受けします。
このように遮音性のあるカーペットやタイカーペットを現地でカットして納める方法をご提案し大変喜ばれています。