2014.09.11
【東京都府中市K様邸】布地デザイナーのカーテン選び|almedahls 、boras、リトアニアリネン
【LD】
almedahls(アルメダール)の「キツネとブドウ」。
人気の北欧プリントですが、プリントが主役なだけに柄の出方に一番気を使います。
特に「キツネとブドウ」はひと柄の幅が大変大きいので、無計画に縫製するとイメージを損なってしまう生地です。
窓の大きさと柄の大きさを計算し、生地に無駄が出ないよう、きれいに見えるよう気遣って仕上げました。
小窓は、リトアニアリネンのシェードと、コットン入りのミラー生地によるフラットカフェカーテン。
カフェカーテンの上が開いているのは、空を見るために。撮影の日にはちょうど月が見えました。
【寝室】
寝室はboras(ボロス)の「マラガ」。
こちらも大変人気の生地です。
フラットカーテンにしたときに、2幅では微妙に生地が足りない大きな窓。
ということで、左右に無地のカーテンを「ちょい足し」致しました。
「マラガ」はコットンですが、無地の生地はポリエステル。素材の違う生地を縫い合わせて繰り返し洗濯すると、後々ヒキツレを起こしてしまう恐れがあるので別々のカーテンとして縫製致しました。
K様の奥様は、手芸用の布地や手芸キットのデザインをお仕事にしています。
やはり布地に対する愛着は人一倍という方でしたので、お打ち合わせも楽しく、
またいろいろなアイディアを出してくださるのでとても勉強になりました。
担当者